RH294

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible (RH294)

概要

コースの説明

Red Hat Ansible Automation Platform を使用して Linux システム管理タスクを自動化する方法を学びます。

Red Hat Enterprise Linux Automation with Ansible (RH294) は、システムプロビジョニング、構成、アプリケーション・デプロイメント、オーケストレーションの、繰り返し可能でエラーの入る余地がない手順を自動化する必要がある、Linux 管理者および開発者向けに作成されています。

このコースは Red Hat® Enterprise Linux® 9 および Red Hat Ansible Automation Platform 2.2 に基づいています。

コースの修了後、仮想環境を含むすべてのコースについて、ハンズオンラボへの 45 日間の延長アクセス権が付与されます。

注:このコースは、4 日間の対面授業、5 日間の仮想ライブ授業または自習形式で提供されます。期間は受講方式によって異なる場合があります。コースの詳細、スケジューリング、価格については、お住まいの地域を選択して、右側のメニューの「詳細はこちら」をクリックしてください。

学習内容サマリー

  • Red Hat Ansible Automation Platform をコントロールノードにインストールする
  • マネージドホストのインベントリーを作成および更新し、それらへの接続を管理する
  • Ansible Playbook とアドホックコマンドで管理タスクを自動化する
  • 効果的な Playbook を大規模に作成する
  • Ansible Automation Platform で使用される機密データを Ansible Vault で保護する
  • Ansible Roles と Ansible Content Collections を使ってコードを再利用し、Playbook 開発を単純化する

コース対象者

このコースは、以下のタスクを担当する Linux システム管理者、DevOps エンジニア、インフラストラクチャ自動化エンジニア、システム設計エンジニア向けに作成されています。

  • 構成管理の自動化
  • 再現性のある一貫したアプリケーション・デプロイメント
  • 開発、テスト、プロダクション向けサーバーのプロビジョニングとデプロイ
  • DevOps の継続的インテグレーション/継続的デリバリーのワークフローとの統合

受講の前提条件

学習内容

学習内容

Ansible の概要

Red Hat Ansible Automation Platform の基本概念とその使用方法を理解し、Red Hat Ansible Automation Platform をインストールします。

Ansible Playbook の実装

管理対象ホストのインベントリーを作成し、簡単な Ansible Playbook を記述します。また、Playbook を実行してそれらのホストでタスクを自動化します。

変数およびファクトの管理

変数を使用する Playbook を作成して、管理対象ホストの情報を参照する Playbook とファクトの管理を単純化します。

タスク制御の実装

Ansible Playbook でのタスク制御、ハンドラー、およびタスクエラーを管理します。

管理対象ホストへのファイルのデプロイ

Ansible で管理されるホスト上のファイルをデプロイ、管理、調整します。

複雑な Play と Playbook の管理

より大規模で複雑な Play および Playbook 向けに最適化された Playbook を作成します。

ロールによる Playbook の単純化

Ansible のロールを使用して Playbook の開発を迅速化し、Ansible コードを再利用します。

Ansible のトラブルシューティング

Playbook と管理対象ホストをトラブルシューティングします。

Linux 管理タスクの自動化

一般的な Linux システム管理タスクを Ansible で自動化します。

注:学習内容は、テクノロジーの進歩や対象業務の性質の変化に伴って変更されることがあります。具体的な学習内容やトピックについて不明な点については、トレーニング・スペシャリストにお問い合わせください。

成果

組織にとっての効果

  • 自動化を通じて手作業を排除し、運用効率を向上させる
  • 組織の動的な IT インフラストラクチャを容易に拡張する
  • アプリケーションの価値実現までの時間を短縮する
  • 必要とされるイノベーションを DevOps 手法によって迅速に適応させ、実装する
  • このコースはお客様にメリットをもたらすように作られていますが、個々の会社やインフラストラクチャの特徴は異なるため、実際に得られる利点には差異が生じることがあります。

    個人にとっての効果

    Ansible Playbook を効果的に作成し、Red Hat Ansible Automation Platform を適切に利用することで、自動化の第一原則を適用して実際の Linux システムとサービスの問題を解決できるようになります。ワークフローを自動化するスキルを獲得し、DevOps 手法の基盤を構築し、Ansible Automation Platform を活用して開発効率を向上させる方法を学習します。

    推奨される次の試験またはコース

    Red Hat ラーニングサブスクリプションをご利用いただくと、このコースを受講できるほか、オンラインの学習リソースをオンデマンドで無制限に通年利用できます。